埼玉新聞

 

さいたまクリテリウム、新城が日本勢初V「誇りに思う」 ファン大勢、声援を力に

  • 日本人初の優勝を成し遂げ、表彰式でファンの声援に応える新城幸也(中央)=27日午後、さいたまスーパーアリーナ

 自転車ロードの国際レース「2019ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」が27日、さいたま市のさいたま新都心周辺コースで行われ、海外招聘(しょうへい)選手らが参加したメインレースでは、最後の1周で飛び出した新城幸也(バーレーン・メリダ=35)が後続を振り切り、日本勢として初優勝を達成した。

 今年で7回目を迎えたレースは2016年大会以来、3年ぶりにさいたまスーパーアリーナ内にコースが設定され、目の前を疾走する選手たちに大勢のファンが声援を送った。

 優勝した新城は「皆さんの大声援を力にゴールまで駆け抜けた。とてもうれしい。日本人としての初優勝を誇りに思う」と喜びを話した。

 13年の第1回から始まった大会は、今回から一般社団法人さいたまスポーツコミッションが主催。会場では食を楽しむ祭典「さいたまるしぇ」、自転車を楽しむ催し「サイクルフェスタ」も行われ、大勢の市民らが楽しんだ。

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