初当選の上田氏、憲法改正論議に前向き「野党も提案し、地方レベルに下ろして」 ずっと無所属「あり得ぬ」
2019/10/29/00:00
初当選した前知事の上田清司氏が当選から一夜明けた28日、県庁で記者会見し、「埼玉県全体のことを考えながら(国政で)答えを出していく」と語り、16年ぶりとなる国政での活動に意欲を示した。
憲法改正論議については「今日的な課題を解決できる理念を大きな形で提案し、議論されればいい」と前向きな姿勢。続けて「自民党案に賛成か反対かだけの話をしていると前に進まないような気がする。提案を野党側もし、地方レベルに下ろしていただきたい」と全体的な気運の醸成が必要とした。
「完全無所属」として選挙戦を戦った上田氏だが、今後については「いろいろな選択肢があると思う。ずっと無所属はあり得ない」と、将来的には参院会派や政党に所属したいとの考えも明らかにした。