埼玉新聞

 

神社に強盗、容疑の男逮捕 金づちで男性宮司の頭殴る暴行、抵抗され何も取らず逃走/熊谷

  • 熊谷署=熊谷市石原

 熊谷署は1日、強盗致傷の疑いで、自称住所不定、無職の男(29)を逮捕した。

 逮捕容疑は、10月31日午後10時10分ごろ、熊谷市内の神社社務所に侵入。同神社の男性宮司(62)に対して「金を出せ」などと脅し、頭を金づちで殴るなどの暴行を加え、約1週間のけがを負わせた疑い。「金を盗むつもりだった」と容疑を認めているという。

 同署によると、男性が抵抗したため、男は何も取らずに逃走。通報を受けて捜査したところ、発生から約40分後、現場から約1・2キロ離れた荒川河川敷にいた男を同署員が職務質問し、任意同行を求めた。

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