「思いは一緒」継いでいく 「最後」の元救護員ら死去、日赤埼玉県支部が追悼式 現役看護学生も決意新たに
2023/05/26/11:47
埼玉県さいたま市浦和区の日本赤十字社県支部(支部長・大野元裕知事)で25日、日中戦争と第2次世界大戦で殉職した同支部派遣の従軍看護師ら救護員32人の追悼式が開催された。日赤関係者や遺族らが参列し、黙とうをささげ、慰霊碑に献花して平和を願った。存命だった元救護員の女性2人が、この1年で死去した。同支部は戦争の悲惨さを後世に伝え、平和の尊さを発信していきたいとしている。