<高校サッカー>国際学院、13年ぶり2度目のベスト4進出 西武台は3年ぶり15度目
2019/11/03/00:00
(第4日、2日・浦和駒場スタジアム=埼玉新聞社など後援)
準々決勝2試合が行われ、西武台と国際学院が勝ちベスト4進出を決めた。4強入りは西武台が3年ぶり15度目、国際学院が13年ぶり2度目。
高校総体県予選との2冠を狙う西武台は2―1で西武文理に逆転勝ち。0―1の前半17分、岩田のシュートで追い付くと、後半23分には西岡のヘッドで勝ち越した。
国際学院は前半の3得点で埼玉栄を退けた。前半21分に佐野のゴールで先制し、同28分に斉藤が追加点。同ロスタイムにも斉藤が頭で押し込んだ。
準々決勝の残り2試合は3日、浦和駒場スタジアムで細田学園―聖望学園(10時35分)昌平―正智深谷(12時35分)の組み合わせで実施される。
■西武台、逆転で西武文理を下す
地力に勝る西武台が、苦しみながらも西武文理を逆転で下した。
西武台は1点を追う前半17分、西岡のポストプレーから岩田が左足で決め追い付くと、後半23分には今田の右クロスを西岡がヘッドで合わせて勝ち越した。西武文理は前半15分にFKを山玉が蹴り込んで先制。同点とされた後も粘り強く守っていたが、決勝点は一瞬の隙を突かれた。
■国際学院、埼玉栄の反撃振り切る
前半に3点を奪った国際学院が埼玉栄の反撃を振り切った。
国際学院は前半21分、佐野が下口とのパス交換から先制ゴール。同28分には右CKのこぼれ球を斉藤が押し込み、同ロスタイムにも斉藤が自ら放ったシュートの跳ね返りに頭から飛び込んでリードを広げた。埼玉栄は立ち上がりの好機を生かせず、後半にPKで挙げた1点止まりだった。