店は加須市立三俣小学校のすぐ近くにある。「大沼」を望む河畔。テラスから川を眺めながらの食事も楽しめる。オープンして7年目。家族経営で、ゆったりした店内はいつも笑顔があふれている。

　オーナーシェフの田中寛敬さん（36）は「ランチの特徴は、数種類の総菜とメインから好きなものを選んでいただけること。自分だけのランチプレートで楽しんでほしい」と話す。今回は地場産食材のメニュー。

　登場したのは、加須産の香り豚を使った豚肩肉のグリルがメイン。ご飯は北川辺産彩のきずな。イカと彩り野菜のマリネは甘酢でさっぱり。レタス中心のグリーンサラダは自家製のごまドレッシング付き。野菜スープ、ドリンクも付き1350円（税込み）のランチだ。香り豚のうまさがこたえられなかった。

　県産食材を活用し、2016年には知事から「埼玉S級グルメ提供店舗」にも指定されている。メインメニューは、チキンカツ、ブリの照り焼き、温玉のせピリ辛肉みそ丼などいろいろ。総菜は大学芋、メンチカツ、グリーンサラダなど数種類から選べる。

　「メイン以外は、予約いただければテークアウトできます。お弁当もやっています」と田中さん。家庭でも楽しめるのがうれしい。

【メモ】食堂カフェLaugh（ラフ）

　加須市北小浜816の1（電話0480・53・5765）。ランチは950円、1350円、1500円の3種類。営業時間はランチが午前11時半～午後2時、午後2時～4時はカフェタイム。ディナーは午後6時～10時。定休日は火曜日のディナー、水曜日。