埼玉新聞

 

車線数を倍に…4車線化で渋滞解消 圏央道久喜白岡JCT―幸手IC間 「安定した走行が可能に」 久喜で式典

  • 4車線化工事完了を祝い開かれた式典=28日午前、久喜市伊坂の栗橋文化会館

    4車線化工事完了を祝い開かれた式典=28日午前、久喜市伊坂の栗橋文化会館

  • 4車線化工事完了を祝い開かれた式典=28日午前、久喜市伊坂の栗橋文化会館

 圏央道久喜白岡JCT(ジャンクション)―幸手IC(インターチェンジ)間の4車線化工事の完了を祝う式典が28日、埼玉県久喜市伊坂の栗橋文化会館イリスで開かれた。

 圏央道周辺は物流施設をはじめ産業団地の開発や企業誘致が進められている。ことし3月末、2車線だった久喜、白岡、宮代、幸手地域8・5キロの4車線化工事が完了した。

 道路を管理する東日本高速道路によると、県内では幸手ICから茨城県側を除く圏央道県内区間の4車線化工事が終わった。圏央道と東北道が交差する久喜白岡JCTと幸手IC間では、慢性的に起きていた渋滞が解消。同区間の交通量が増えるなど、4車線化の効果が表れているという。

 式典には大野元裕知事や周辺自治体首長、地元選出議員ら関係者が参加。東日本高速道路の由木文彦社長は「地元の皆さんの協力により、着実に事業を進めることができた。完成から約2カ月、内回り、外回りとも渋滞は発生せず、安定した速度での走行が可能になった」とあいさつした。

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