埼玉新聞

 

<高校ラグビー>決勝の見どころ 堅守の浦和、県内3冠狙う 川越東、昌平に逆転勝ちした勢いで先制を

  • 機動力と決定力を兼ね備える浦和のナンバー8松永

  • 川越東の得点源で突破力が光るナンバー8佐藤

 ラグビーの第99回全国高校埼玉大会(埼玉新聞社など後援)最終日は16日、熊谷ラグビー場Aグラウンドで決勝が行われ、第1シード浦和と第2シード川越東が対戦する。優勝校が全国高校大会(12月27日~来年1月7日・花園ラグビー場)の代表権を獲得。浦和は6年ぶり3度目、川越東は初の全国切符に挑む。

 両校の決勝対決は初。今季は2度対戦し、いずれも浦和が勝っている。県内3冠を狙う浦和と、初の決勝に駒を進めた川越東による決戦の見どころを展望した。

 堅守の浦和と個々に攻撃力がある川越東。どちらが強みを出せるかが、勝負のポイントになる。

 浦和はラインアウトからのモールで得点し、堅い守りで最少失点に抑えたい。県新人大会、関東高校大会県予選で川越東に勝った自信を、今季3度目の対戦でも生かせるか。初めて決勝の舞台に立つ川越東は個々が縦に強く、従来の展開力も健在。準決勝で昌平に逆転勝ちした勢いを継続し、先制するのが理想だ。

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