「国宝」に相当 県内で初、埼玉古墳群が特別史跡へ 県、さきたま史跡の博物館で無料ガイドツアー実施
2019/11/16/00:00
国の文化審議会(会長・佐藤信氏)は15日、行田市の埼玉(さきたま)古墳群を特別史跡に指定するよう萩生田光一文部科学大臣に答申した。特別史跡は特に学術上の価値が高く、有形文化財の「国宝」に相当するもので、県内での指定は初めて。官報告示を経て、来年の2月以降に登録される見通しで、古墳群の特別史跡指定は西都原古墳群(宮崎県)と岩橋千塚古墳群(和歌山県)が登録された1952年以来、67年ぶり3例目となる。