男子第72回、女子第28回関東高校駅伝は16日、静岡県の裾野市運動公園陸上競技場（男子＝7区間42キロ、女子＝5区間21キロ）に関東1都7県の予選を勝ち抜いた男女各48校が参加して行われ、男子で県予選を制した埼玉栄（白鳥、瀬川、佐藤、高島、森、石口、山崎）が2時間6分18秒で4位入賞を果たした。

　また男子は今年の全国大会（12月22日・京都）が第70回の記念大会のため、北関東地区（埼玉、群馬、栃木、茨城）で各県の優勝校を除いた最上位校に与えられる全国切符を争い、県勢の花咲徳栄は2時間8分17秒の11位で、最上位だった水城（茨城）に49秒及ばず、初の出場権を逃した。このほか聖望学園が13位、武蔵越生が15位、東農大三が29位、浦和実が30位でゴールした。

　女子で県勢最上位は県予選準優勝の埼玉栄（中村、和田、中沢、清水、蟹江）が1時間10分27秒で5位に入り、2年ぶりの入賞を飾った。県予選優勝メンバーから4人を入れ替えた昌平は、1時間11分54秒で14位。このほか本庄第一が12位、本庄東が29位、坂戸西が30位、川越南が31位に続いた。

　今大会は、本来開催されるはずだった神奈川県の丹沢湖周回コースが台風19号の影響で使用できず、異例のトラックレースを実施。男子は7人、女子は5人の総合タイムで順位を競った。