<高校サッカー>昌平、2年ぶり3度目V 主導権握り西武台に4―0 西沢が先制、須藤と鎌田が追加点
2019/11/18/00:00
サッカーの第98回全国高校選手権埼玉大会(埼玉新聞社など後援)最終日は17日、埼玉スタジアムで決勝を行い、昌平が西武台を4―0で下して2年ぶり3度目の栄冠に輝くとともに、全国高校選手権(12月30日~来年1月13日・埼玉スタジアムほか)の出場権を獲得した。高校総体県予選王者の西武台は、9年ぶりの頂点に届かなかった。
精度の高いパスワークと素早い攻守の切り替えで主導権を握った昌平は前半27分、大竹の右CKに西沢が頭で合わせて先制。後半10分に須藤の右足シュートで追加点を奪うと、同21分には須藤の右クロスがオウンゴールを誘って3点目。同28分にも紫藤の左クロスから鎌田のヘッドで加点した。
1回戦から臨んだ今大会は前回王者の浦和南などの強豪校を次々と破り、全6試合で計21得点1失点と圧巻の戦いぶりを披露。藤島監督は「素晴らしいチームとやらせていただいたからこそ。いろんなスタイルのチームと戦い、大会を通して成長することができた」と実感を込めた。
主将の大和は「この大会に向けてチームが一体となった結果。全国で昌平の名を響かせたい」と力を込め、指揮官も「最終的な着地点は選手権の決勝」と高みを見据えた。