女子中高生14人に睡眠導入剤…性的暴行、裸を撮影 容疑の男を追送検 女性数十人とのわいせつ行為も判明
2019/12/20/00:00
県警少年捜査課と蕨署は19日、準強制性交と児童買春・ポルノ禁止法違反(買春・製造)、窃盗の疑いで、東京都文京区本郷5丁目、無職の男(48)=準強制性交罪などで公判中=をさいたま地検に追送検した。県警は埼玉など1都5県に住む13~17歳の女子中高生14人に対する同法違反事件など27件を確認、うち8人に対する10件を追送検して捜査を終結した。
追送検容疑は6月2日、東京都新宿区のホテルで、都内の10代少女に睡眠導入剤を使用して性的暴行を加え、18歳未満と知りながら自己のスマートフォンで裸などを撮影して児童ポルノを製造、少女のスマホ1台他2点(計4万3100円相当)を盗むなどした疑い。
同課によると、少女らがツイッターやスマホのアプリで「誰か援助お願いします」などと投稿し、それを見た男が「私でよければ応援します」と返信。金銭を渡す約束をして誘い出し、わいせつな行為をするなどしていた。睡眠導入剤は14人全員に使用し、約束した金銭は一切払っていなかったという。
県警は県内の10代少女に現金を渡す約束をしてわいせつな行為としたとして、7月31日、同法違反(買春)容疑で、男を逮捕。押収したスマホを精査したところ、会員制交流サイト(SNS)などを利用して18歳未満を含む数十人の女性とわいせつな行為をしていたことが分かった。
男は「性欲を満たすため」と容疑を認め、「未成年者はお金を払う約束をすれば会える」などと供述しているという。