ハイデイ日高、「菜ノ宮」1号店オープン 野菜と大宮から命名、ちゃんぽん麺を主力商品に新業態を展開
2019/12/24/00:00
中華料理チェーン「熱烈中華食堂 日高屋」などを運営するハイデイ日高(神田正会長)は、ちゃんぽん麺を主力商品とする新業態「菜ノ宮(さいのみや)」の展開を開始した。1号店となる大宮大成店(さいたま市大宮区大成町2の175の3)が17日、オープンした。
出店は高橋均社長が主導し約4年前から計画。従来の駅前中心の出店以外に、交通量の多いロードサイドも視野に入れ、ファミリー層など新規顧客の開拓を狙う。
店舗名は具材に使われる多くの野「菜」と、同社発祥の地である大「宮」にあやかり命名。酒類も豊富にあることから「飲み屋(のみや)」としても親しんでほしいという思いも込めた。既存店で使用する「日高」の名前を今回は冠せず、従来とは異なるブランドイメージで店舗運営を行う。
看板商品の「とんこつちゃんぽん」(税抜き600円)は、新開発された同社指定の原料を使った鶏ベースのスープに、自社製麺の中太麺と、エビやアサリなど10種類以上の具材がふんだんに盛り込まれた満足感ある一品。また中華料理屋として長年培ってきたノウハウを生かした、しょうゆやみそベースのちゃんぽん麺も取りそろえるなど、他店との差別化を図る。経営企画部の綿貫喜幸主任は「業態を増やすことで、お客さまに選ぶ楽しみを提供していきたい」と話した。
大宮大成店の営業時間は午前11時から翌同1時まで。年中無休(年末年始は特別時間で営業予定)。