27日午後9時15分ごろ、富士見市上沢1丁目、東武東上線ふじみ野―鶴瀬駅間の踏切で、三芳町の無職男性(33)が森林公園発元町中華街行き上り普通列車(10両編成)にはねられ、全身を強く打って死亡した。
東武鉄道によると、同線は志木―川越市駅間で運転を見合わせ、同日午後10時50分ごろに再開した。後続列車は上下計29本が運休、最大104分遅れ、乗客約2万5千人に影響が出た。東入間署によると、男性が遮断機の下りている踏切内に入るのを運転士が発見し急ブレーキをかけたが、間に合わなかった。現場の状況などから、同署は自殺の可能性が高いとみて調べている。