埼玉新聞

 

令和初の年賀状、290万3千通を配達 さいたま中央郵便局で出発式、市長ら激励「安全に配達して」

  • 年賀状を積んだバイクに乗り、各家庭に向かう配達員たち=1日早朝、さいたま市南区のさいたま中央郵便局

 令和になって初めてとなる年賀状の配達が1日、始まった。日本郵便によると、全国で元日に配達された年賀郵便物数は前年比10・2%減の12億8700万通で、国民1人当たり約10通を受け取った計算になる。

 さいたま市南区のさいたま中央郵便局(豊田通男局長)は1日午前7時20分から、清水勇人さいたま市長を招き、元旦配達出発式を行った。

 豊田通男局長は、130人の配達員に「地域から親しまれる郵便局として安全、確実、丁寧に届けてほしい」とあいさつ。清水市長も「小さな子どもからお年寄りまで多くの方たちが楽しみに待っている。安全に配達してほしい」と激励した。

 豊田局長、清水市長、西沢茂樹・日本郵便関東支社長らがテープカットを行った後、「出発!」の号令を合図にバイクに乗った配達員たちが次々と各家庭に向かった。同局はこの日、290万3千通を配達した。

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