埼玉新聞

 

乳児用液体ミルク、備蓄する自治体増 秩父市、19年に240本購入 賞味期限短く、今後の取り扱い検討

  • 秩父市役所=秩父市熊木町

 豪雨や地震など相次ぐ災害に備え、乳児用の液体ミルクを備蓄する自治体が急増している。粉ミルクのように湯で溶かす必要がなく、断水下でも安心して使えると好評だ。

 秩父市も液体ミルク240本を購入し、19年6月に納品された。台風19号では使用しなかったものの、母親にアンケート調査を行いながら、今後の取り扱い方法を決めていくという。

 市危機管理課は「液体ミルクは賞味期限が短いので、これからさらに大量に購入するかどうかは検討していきたい」と話している。

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