埼玉県和光市は4日、2015年度から22年度までの間、市内の保育園に通園していた園児8人の保護者6世帯から保育料を過徴収していた、と発表した。
過徴収額は1世帯で最大約10万円から約1万6千円で計約46万3千円。市は対象者に電話や文書で経緯を説明した上で謝罪し、過徴収分を各口座に還付する。
市保育サポート課によると、保育料を算定するシステムの誤設定で、所得により控除されるべき「調整額」の処理がされていなかった。今年6月末、学童保育料の見直しに絡み、保育園の保育料算定システムを再確認したところ、設定ミスが判明したという。