埼玉新聞

 

和洋中、パン屋から居酒屋まで楽しんで 幸手でグルメパスポート発行 掲載店は36店から54店に大幅増

  • パスポートを紹介する幸手商工会の工藤太輔さん

 地域のグルメを楽しんでもらおうと、幸手商工会青年部(幸手市)は、会員飲食店を紹介する「ハッピーグルメパスポート」(税込み550円)を発行、年明けから各店舗で利用を開始している。

 パスポートはバッグに入れやすいB6サイズでフルカラー。和洋中、パン屋から居酒屋まで市内の飲食店をエリアごとに掲載している。店舗の紹介とともに、パスポート提示で割引も。商工会は「うまく使えば、2回の使用でパスポートの元が取れる」と説明する。

 昨年に続き2度目の発行となる。掲載店舗は36店から54店に大幅に増えた。店側からは「パスポートをきっかけに新たな客が増えた」、客からは「行きたかった店に入るきっかけができた」などと好評を得ているという。

 企画を担当した同商工会の工藤太輔さんは「地元でも知らない店やメニューがある。パスポートを手に地域の名店を見つけてほしい」と購入を呼び掛けている。

 パスポートは商工会、市内の書店や掲載店舗などで販売している。問い合わせは、同商工会(電話0480・43・3830)へ。

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