埼玉新聞

 

JR埼京線駅前ファミマ、ウクライナ避難の女性ら勤務「いい人ばかり」 市長が激励、店長「とても助かる」

  • ウクライナ避難民の女性(右側3人)と懇談する菅原文仁市長(左から2人目)。中央は通訳のアナスタシアさん=6日、戸田市

    ウクライナ避難民の女性(右側3人)と懇談する菅原文仁市長(左から2人目)。中央は通訳のアナスタシアさん=6日、戸田市

  • ウクライナ避難民の女性(右側3人)と懇談する菅原文仁市長(左から2人目)。中央は通訳のアナスタシアさん=6日、戸田市

 戸田市が避難民として受け入れ、住宅を提供するなど支援しているウクライナ避難民の女性3人がJR埼京線戸田駅前の「ファミリーマート」で店員として働いている。菅原文仁・戸田市長が6日、3人を激励に訪れ、店長らを交えて懇談した。

 3人はオリガさん(55)と娘のカテリーナさん(34)の母子と、アラさん(43)。2家族とも小中学生の子どもたちと一緒に避難している。市の意向調査に対し3人が「仕事をしたい」と答えたところから市が仲立ちし、5月から同店員として働いている。

 オリガさんらは「レジや調理の手伝いをしている。職場はいい人ばかりでとても働きやすい」などと話した。白石真砂美店長(50)は「私たちが気付かないところまで雑巾がけをしてくれたり、いつも笑顔で働いてくれる。とても助かっています」。

 通訳は同じウクライナ人で戸田市国際交流センター職員のアナスタシアさん。市はウクライナ避難民の6世帯16人を受け入れている。

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