JR高麗川駅、生まれ変わる駅舎 現在の駅舎は来年別れ 市長ら祈願祭 自由通路設置、東口誕生し広場整備へ
2023/07/12/09:55
日高市のJR川越線・八高線高麗川駅に東西自由通路を設置し新たな駅舎を整備する工事の安全祈願祭が6日、同駅東口の駅前広場建設予定地で行われ、谷ケ崎照雄市長やJR東日本建築設計(本社・東京)の有山伸司社長ら25人が出席した。施工業者が主催した。2026年3月末の完成を目指し、工事が本格化する。
安全祈願祭では谷ケ崎市長らがくわ入れを行った。会場の特設テント内にはイメージ図などが展示された。
高麗川駅は1日約7千人が乗降する市の主要な玄関口。現行の駅舎は西口にのみ設置されている。市とJR東の計画では、階段などを含めた長さ87・9メートルの東西自由通路を設置。新たに開設する東口には駅前広場などが整備される。
総工費は約33億6千万円で、市が約33億円を、JR東が約6千万円をそれぞれ負担する。今年2月から準備工事が始まっている。
1933年から利用されてきた現行の駅舎は、24年秋ごろに取り壊される見通し。