埼玉新聞

 

会社に融資に関するファクス、申し込むと「保証金必要」 自営業男性、83万円振り込む詐欺被害/川口

  • 川口署=川口市西青木

 川口署は24日、川口市の自営業男性(65)が特殊詐欺被害で現金約83万円をだまし取られたと発表した。

 同署によると、昨年12月13日、男性が経営する会社に融資保証業者を名乗る者から、融資に関するファクスが届いた。男性は今年1月20日に融資を申し込むと、同日から23日までの間、融資金保証会社社員を名乗る男から「500万円の融資で96回払いの場合の返済を案内します」「規則に基づき、6カ月分の返済額をお支払いください」「保証金の支払いが必要です」「口座へ入金願います」などと電話があった。信じた男性は23日午後0時半ごろから同2時20分ごろまでの間、2回にわたり指定金融機関の口座に現金計約83万円を振り込んだ。

 24日に再び、男から連絡があり、不審に思った男性が署へ通報し発覚した。

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