埼玉新聞

 

<埼玉県駅伝の見どころ>一般・高校女子、昌平が優位 埼玉栄が挑む 本庄東、坂戸西、川越南も上位狙う

  • 埼玉県駅伝コース

 第87回埼玉県駅伝は2日、男女4部門に計114チームが参加して行われる。男子(6区間=42・195キロ)がさいたま新都心駅前、女子(5区間=20・5キロ)が鴻巣駅東口付近をスタートし、ともに熊谷スポーツ文化公園陸上競技場を目指す。号砲は男子が8時30分、女子が9時30分。各部門ごとにレースの見どころを探った。

 29チームが登録した一般・高校女子の部。昨年12月の全国高校駅伝で過去最高となる13位に入った昌平の優位は揺るがない。同じく高校勢で、底力のある埼玉栄が挑む構図だ。

 昌平は1月12日の全国都道府県女子駅伝を走った鈴木、2年生四元、1年生木下の3人が軸でそれぞれ主要区間を担う。メンバーの力は接近しており、残り2区間は調子のいい選手が起用される見込み。1区で流れをつかみ、確実に2連覇を手繰り寄せたい。

 埼玉栄は蟹江、中村ら経験豊富な2年生が中心。大山、中沢ら1年生が粘り、先手を握る展開に持ち込めるか。全国高校駅伝県予選3位の本庄第一も侮れない。1年生浜野、2年生高橋、エース荻原ら好調な選手が軸となる。

 優勝経験があり実績十分の本庄東のほか、坂戸西、川越南、所沢西、川口市立、熊谷女などの高校勢も上位を目指す。

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