埼玉新聞

 

<高校野球>強力打線vs粘投…花咲徳栄―秀明英光 軍配は「4戦51得点」か「11回自責0」か きょう準々決勝

  • 打たせて取る投球が持ち味の秀明英光のエース大石

    打たせて取る投球が持ち味の秀明英光のエース大石

  • 5回戦以降の組み合わせ(2023夏高校野球・勝ち上がりアリ)

    5回戦以降の組み合わせ

  • 打たせて取る投球が持ち味の秀明英光のエース大石
  • 5回戦以降の組み合わせ(2023夏高校野球・勝ち上がりアリ)

 第105回全国高校野球選手権記念埼玉大会は25日、県営大宮とレジデンシャルスタジアム大宮の2球場で準々決勝4試合を行い、4強が決定する。Aシード昌平、浦和学院などシード勢16校中、7校が勝ち上がり、ノーシードから川越東が8強入り。公立勢では唯一、Dシード春日部東が14年ぶりのベスト8に進出した。甲子園出場切符まであと3勝。終盤戦に突入する準々決勝の見どころを探った。

■強力打線に粘投で対抗

 花咲徳栄の強力打線に秀明英光が投手力で挑むDシード同士の一戦。

 秀明英光のエース左腕大石は、ここまで11回を投げ自責点0と安定。背番号11の右腕小川は大宮東との5回戦でスライダーを武器に被安打2で完投した。小島、豊田を含めた4人の3年生投手陣がどこまで粘れるか。

 花咲徳栄は、4試合で51得点、無失点と攻守で盤石の戦いぶり。上位から下位まで強打者が並ぶ中、打率6割9分2厘の2番生田目、5割3分8厘の4番小野が特に振れている。

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