不審な動きの男…警官が職質し詐欺発覚 さらに男がカードを入れたロッカーで警戒、現れた男も容疑で逮捕
2019/02/08/00:00
岩槻署は7日までに、詐欺の疑いで、千葉県松戸市六実1丁目、自称建設作業員の22歳男と同県鎌ケ谷市鎌ケ谷9丁目、自称専門学校生の20歳男を逮捕した。
逮捕容疑は氏名不詳者と共謀して6日午前10時ごろから数回、桶川市の無職女性(87)方に、市役所職員などをかたって電話をかけ、キャッシュカード1枚をだまし取った疑い。
同署によると、6日午後1時50分ごろ、JR蓮田駅前で不審な動きをする22歳男を警戒中の警察官が発見。職務質問して任意同行を求めたところ、桶川市の女性方を訪れてキャッシュカード1枚をだまし取り、市内のコンビニエンスストアでカードを使い、現金50万円を引き出したことを自供した。22歳男は引き出した現金とカードを、JR大宮駅構内のコインロッカーに預けたことを明かしたため、同駅内で捜査員が警戒。同日午後7時ごろ、ロッカーを開けて現金とカードを取り出そうとした20歳男を逮捕した。
22歳男は容疑を認め、20歳男は「知人に荷物を取りに行くよう言われた」と一部否認しているという。