埼玉新聞

 

最後の姿を見に来て 大宮駅に巨大広告掲出、3月に閉校の大宮西高で閉校事業 世代を超えた大同窓会も

  • 東西自由通路に掲出された大宮西高閉校事業を伝える巨大広告=2日午後、さいたま市大宮区の大宮駅構内

 今年3月に閉校となるさいたま市立大宮西高校の閉校事業が発表され、閉校事業実行委員会では同高卒業生の参加を呼び掛けている。

 3月16~20日午前10時から午後4時(最終日は午前9時~午後5時)まで、校舎内に入ることができる「ホームカミングウィーク」を実施。最終日の20日は午前9時半から午後4時半まで、「思い出授業」として、同高に在籍した教員が登壇する特別授業も行われる。

 3月21日午後2時から、パレスホテル大宮で「閉校式」、同午後4時から、第1期生から第56期生まで、世代を超えて参加できる「大同窓会」が行われる。

 実行委員会では今月3日から9日まで、大宮駅東西自由通路に巨大なフラッグ広告を掲出し、事業をPRした。

 大宮西高閉校事業実行委員会の東條裕之委員長は「大勢の方に来ていただきたいが、その日を迎えたくないという思いもありとても複雑。最後の西高の姿を見に、ぜひ学校に来て、閉校式や大同窓会で懐かしの人に会ってほしい」と呼び掛けている。

 同実行委員会は特設のホームページ(https://www.nishikouarigatou.com/)を開設し、閉校事業の概要を公開しているほか、事業への参加申し込みを受け付けている。

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