埼玉新聞

 

JR熊谷駅ホーム下に男性の遺体、捜していたいとこが発見 通過の貨物列車に異音…その際は発見できず

  • JR熊谷駅ホーム下に男性の遺体

 14日午前10時55分ごろ、熊谷市筑波のJR熊谷駅の高崎線下りホームの下で、さいたま市浦和区のアルバイト男性(33)が倒れて死亡しているのを、捜していた男性のいとこが発見し、届けを受けた駅員が110番した。

 熊谷署によると、死亡していた男性は10日夜に熊谷市内で行われたライブに出掛け、友人と飲酒後の翌11日午前4時半ごろ、改札から1人で駅構内に入り、上り線ホームに向かう姿が防犯カメラに映っていた。その後、男性が何らかの原因でホームに転落する映像も残されており、同日午前5時ごろ、駅構内を通過する貨物列車が、異音を感じて急停車したが、その際には何も発見できなかったという。

 男性が帰宅しないことから、12日午後、家族から署に捜索願が出された。14日午前、駅上り線ホームで男性を捜していたいとこの男性が、下り線ホームの下で倒れている男性を発見し、駅員に届け出た。

 JR東日本高崎支社によると、高崎線は上下2本が区間運休し、快速を含め上下14本に最大55分の遅れ、約2900人に影響が出た。

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