草加署は14日、草加市の無職女性（86）がキャッシュカード1枚をだまし取られ、現金計150万円が引き出されたと明らかにした。

　同署によると、12日午後5時ごろから数回、女性方に市役所職員らを名乗る男から「保険料を払い過ぎているので還付金がある」「還付金を受け取るためにキャッシュカードを交換する」などと電話があった。

　信じた女性は同日午後7時半ごろ、自宅を訪れた金融機関職員を名乗る男にキャッシュカード1枚を手渡した。女性は口座のある金融機関から不審な現金の引き出しがあると連絡を受け、被害に気付き110番した。