県内は31日、高気圧に覆われた影響で気温が各地で上昇した。熊谷地方気象台によると、最高気温は熊谷市で全国最高となる39・2度、鳩山町で群馬県伊勢崎市と並び全国2位タイとなる39・1度を観測するなど、観測地点全8カ所で7日間連続となる35度以上の猛暑日になった。

　熊谷市大原付近では、雲の縁が虹のように色づく現象「彩雲（さいうん）」が確認された。この現象は太陽の光が氷の粒に屈折して虹色に見えるもので、付近を通りがかった人たちは「幸運が訪れそう」と写真撮影していた。