宝塚チケットを高額転売、容疑で男逮捕 県警が初摘発 宝塚チケット以外も扱い、2200万円以上を転売か
2020/02/21/00:00
宝塚歌劇の公演チケットを高額で転売したとして、県警生活安全総務課とサイバー犯罪対策課、上尾署は20日、チケット不正転売禁止法違反の疑いで、東京都板橋区赤塚7丁目、韓国籍で無職の男(38)を逮捕した。昨年6月に同法が施行された後、県警での摘発は初めて。
逮捕容疑は昨年9月3日~26日の間、宝塚歌劇の入場券3枚をチケット売買仲介サイトを通じ、草加市や東京都足立区などに住む40~60代の女性3人に高額転売した疑い。
県警によると、転売されたのは昨年9~10月にかけて行われた宝塚星組の公演チケット。男は自身や母親の名義で同サイトに会員登録し、フリマアプリで入手したチケットを出品していた。定価8800円のチケットを1万7500円で転売するなど、定価計1万3800円のチケット3枚を計3万5400円で売却していた。
男は「定価を超える価格で転売したことは間違いない。生活費のためだった」と容疑を認めているという。
男は宝塚のチケット以外にも転売を繰り返し、これまでに2200万円以上を転売していたとみられ、県警で詳しく調べている。