埼玉新聞

 

<新型肺炎>開催か中止か…さいたま市、主催イベントは状況考慮し判断 対策会議で確認、感染拡大に備え

  • さいたま市役所=さいたま市浦和区常盤

 さいたま市は21日、清水勇人市長を本部長とする第2回新型コロナウイルス危機対策本部員会議を開催した。

 市危機管理課によると、会議では感染拡大に備え、市民の健康や生活への影響が最小化するよう、緊張感を持って対応することなどが全局長、区長らに指示された。

 市主催のイベントについては、市民への感染防止のためには今が重要な時期と認識し、当面の間は▽多数の人が参加し、密着する状況が見込まれるか▽感染した場合に重症化リスクが高い高齢者や妊婦などの参加が多く見込まれるか―の2点を考慮し、開催や中止、延期を判断する。また開催の必要性が高いイベントは、感染防止対策を行った上で実施について検討するなどが確認された。

 市では各区の保健センターに新型コロナウイルスの相談窓口を設置しており、不安を感じている市民へ丁寧な相談対応を行うことなども確認された。

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