新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大を受け、秩父市東町の消防用品販売会社埼玉消防機械は25日、小児用マスク5千枚を市に寄贈した。市内の未就学児などに配布される予定。
同社によると、大人用のマスクは在庫がなくなったが、小児用マスクは在庫があったため、市に寄贈することを決めた。同社の落合正雄社長(54)が市役所を訪れ、久喜邦康市長にマスクを手渡した。
落合社長は「マスクは少しだけだが、使ってもらえれば」と語った。久喜市長は「子どもたちが新型コロナウイルスにかからないように大切に使いたい」と話していた。