埼玉新聞

 

小ぶりでも糖度上々! 神川で梨直売所オープン 明治時代から栽培 昨年はひょう害も、今年は順調

  • 神川産の梨をアピールする西口学会長=埼玉県神川町元阿保「西口梨園」

    神川産の梨をアピールする西口学会長=埼玉県神川町元阿保「西口梨園」

  • 神川産の梨をアピールする西口学会長=埼玉県神川町元阿保「西口梨園」

 明治時代から梨の栽培をしている埼玉県神川町で幸水が実り、それぞれの梨園で直売所の開設を始めた。今季の幸水は例年より小ぶりだが、糖度は高いとアピールする。

 神川町梨出荷組合連合会(西口学会長)には38梨園が加盟し、計1900アールで栽培している。組合に入っていない農家もあるという。

 神川のメインの梨は幸水のほか彩玉や農水、あかづき、新高、新興で、10月下旬ごろにかけて順次実っていく。昨年と比べひょうの被害も少なく、順調に育っている。

 西口会長(68)は同町元阿保で西口梨園を営み、直売所を開いている。「購入したらなるべく早く食べてほしい」とおいしい食べ方を話していた。

 価格は1キロ600円から。各直売所で全国配送もしており、注文も受けている。

 問い合わせは、同町役場経済観光課(電話0495・77・0703)へ。

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