埼玉新聞

 

遠くの子孫の思い届けに…猛暑で「代理墓参」急増 秩父の墓地、障害者らが作業 7月からほぼ毎日「墓参」

  • 草取り作業や墓石清掃に汗を流す、はんとく会の従業員=7日午前10時ごろ、埼玉県秩父市の秩父聖地公園墓地

    草取り作業や墓石清掃に汗を流す、はんとく会の従業員=7日午前10時ごろ、埼玉県秩父市の秩父聖地公園墓地

  • 草取り作業や墓石清掃に汗を流す、はんとく会の従業員=7日午前10時ごろ、埼玉県秩父市の秩父聖地公園墓地

 「お盆の時期に、なかなか墓参りに行けない」。そんな墓地所有者らの要望に応えようと、秩父聖地公園墓地の清掃業務実施団体「はんとく会」(埼玉県秩父市大宮)の従業員が7月から毎日、墓地の除草や代理墓参業務に励んでいる。今年はコロナ禍の外出自粛の影響に加え、連日の猛暑で体力を心配する高齢者からの依頼が急増している。従業員たちは熱中症対策を徹底しながら、墓地所有者に代わって、心を込めて先祖供養を行っている。

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