埼玉新聞

 

<新型肺炎>4人感染、川口で確認 3人は感染者の家族 1人はフランス出張から帰国、自宅待機していた

  • 川口市役所=川口市青木

 川口市は22日、新型コロナウイルスで新たに4人の感染を確認した、と発表した。うち3人はこれまでの感染者の家族。4人とも症状は安定しており、同日までに県内の感染症指定病院に入院した。

 40代男性は20日に感染が確認された80代男性の長男。父の仕事を手伝っていたが、20日に喉の痛み、21日に37・5度の発熱、せきなどの症状があり帰国者・接触者外来で検体を採取、同日陽性と判明した。

 80代無職女性と40代男性の2人は、21日に判明した寝たきりの80代男性の妻と長男。妻は発熱はなかったが21日の検査で陽性が判明。長男は8日から13日まで仕事でベトナムへ出張し、17日から発熱が続き、息苦しさや寒気を感じ、21日に陽性と判明した。

 40代の自営業男性は、7日から14日までフランスに出張し、15日に帰国。国の要請に応じ2週間の自宅待機中だった。18日から熱やせきの症状が続き、21日に陽性と分かった。妻と小学生の長男が同居している。

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