埼玉新聞

 

バレンタインに「塩キューブチョコ」、期間限定で発売 沖縄・宮古島の塩使用、おかしのまちおかが新商品

  • 「塩キューブチョコレート」(左)と「同ホワイトチョコレート」を紹介するみのや販売企画部の佐々木史生課長

 県内を中心とした関東と中京地域で、菓子小売店「おかしのまちおか」を展開するみのや(さいたま市中央区)は1月29日から、塩を使った「塩キューブチョコレート 塩みと甘みの神髄」など2種類の新商品を発売している。期間限定で、バレンタインデーなどチョコレートを手に取る機会が多い時期に合わせた。企画から製造まで携わった独自商品の販売は今回が初めて。

 「塩キューブチョコレート~」と「塩キューブホワイトチョコレート 滑らかな塩味の調和」は、昨秋から商品企画に着手し、平塚製菓(草加市)との共同開発で商品化が実現。みのや販売企画部の田上智部長は「大手菓子メーカーとのコラボによる同店限定品の発売はこれまでもあったが、企画から携わる独自商品の開発でより差別化を図りたいと考えた」と話す。

 塩は熱中症対策や、さっぱりとしたフレーバーを加味できることから、菓子業界でも商品化が増えている。同社でも以前から塩とチョコレートの相性の良さに注目していた。

 使用した塩は沖縄県宮古島の雪塩。天然ミネラルを多く含み、チョコレートに深みを与える隠し味に。プレーンとホワイトで分量を微妙に変えるなど試行錯誤を重ねた。同部販売企画課の佐々木史生課長は「絶妙な塩のバランスがチョコレートを引き立てている」とおいしさを紹介した。夏ごろに別フレーバーでの第2弾も検討中だ。

 価格は各128円(税込)。各33グラム。全177の店舗(県内23店舗)で購入できる。3月上旬ごろまで店頭販売する。

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