埼玉新聞

 

<新型肺炎>川口の男性が感染 発熱やせき、軽くなり温泉に1泊旅行…再び発熱、検査し判明 感染源は不明

  • 川口市役所=川口市青木

 川口市は28日、市内に住む80代無職男性の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。岡本浩二保健所長は「感染源が分からない事例で、市民にさらなる警戒を呼び掛けたい」と話した。

 市によると、男性は20日ごろから発熱や吐き気、せきなどがあった。症状が軽くなった25日から26日にかけ首都圏の温泉に1泊旅行した後、26日午後に再び発熱し27日に市内の医療機関で検査したところ、28日に感染が判明し、県内の感染症医療機関に入院した。容体は安定している。

 70代の妻や会社員の50代の長男、孫の20代男性ら同居の3人が濃厚接触者。温泉旅行は妻とその知人ら計5人が同行し自家用車で移動した。

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