埼玉新聞

 

<新型肺炎>外出自粛でもにぎわい創出を 小川の商店会、人形ボード設置「新型コロナに負けないぞ」

  • 各店舗前に置かれた多彩な“人形ボード”=小川町東小川の東小川パークヒル商店街

 小川町東小川の住宅街に、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、各地でイベント自粛ムードが漂う中、少しでも「住民の気持ちが和らげば」と、手作りの“人形ボード”を設置した小さなな商店街がある。

 看板は東小川パークヒル商店会(笹本孝幸会長)が設置した。そば店、肉店、豆腐店、郵便局、理容・美容店など、会員は10人。人形ボードはベニヤ板を活用、キーワードは「人物」。「少しでもにぎわいを創出できれば」と、思い思いに描いたものを各店舗前に一枚ずつ置いた。同時に春のセールと称して29日まで、ポイントラリーも企画した。

 パークヒル更科の小杉正春さんは「日本一小さな商店街だが『新型コロナに負けないぞ』との思いで企画した」と言い、東小川郵便局の吉岡功雄局長は「(住民が)少しで元気になってもらえれば」と話した。

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