埼玉新聞

 

救急車の受け入れトップクラス!羽生総合病院、開院40年に 知事ら期待 新病棟を現在建築中、来年開棟へ

  • あいさつする松本裕史院長=3日、熊谷市佐谷田のホテルガーデンパレス

    あいさつする松本裕史院長=3日、熊谷市佐谷田のホテルガーデンパレス

  • あいさつする松本裕史院長=3日、熊谷市佐谷田のホテルガーデンパレス

 羽生市下岩瀬の「医療法人徳洲会 羽生総合病院」の開院40周年記念式典が3日、熊谷市佐谷田のホテルガーデンパレスで行われた。関係者や大野元裕知事など約150人が出席した。

 羽生総合病院は、1983年9月に埼玉医療生活協同組合母体の「羽生病院」が開院した。1999年に名称を「羽生総合病院」に変更。老朽化などから2018年に約900メートル離れた現在の場所に新築移転し、22年2月に同組合から徳洲会へ法人移譲した。敷地内北側では現在、地上3階建て新病棟の建築が進んでおり、来年4月に開棟する。

 式典で徳洲会の東上震一理事長は「この場所でなくてはならない病院として成長、充実してほしい」とあいさつ。03年に院長に就任した松本裕史院長も「この10年間は今後の羽生総合病院の歴史の中でも大きな10年になった」と振り返り、「歴史はこれからも続いていく。皆さんの助けが必要になるのは間違いない。今後も応援をしていただきたい」と協力を呼びかけた。

 あいさつした大野知事も「救急車の受け入れ率は県でもトップクラス」と日頃の対応を紹介し、「県民が地域で安心して暮らせるよう今後も質の高い医療提供へのなお一層の力添えをお願いします」と話した。
 

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