<新型肺炎>自宅待機の軽症者ら、新都心のアパホテルで受け入れ 未就学児の患者らバスで到着
2020/04/16/00:00
県は15日から、自宅待機となっていた無症状や軽症の新型コロナウイルス感染者をアパホテルさいたま新都心駅北(さいたま市大宮区)への受け入れを始めた。
同ホテルは2棟で223室。感染予防のため1棟を患者専用とする。看護師2人が2交代制で24時間常駐し、健康状態を観察。日中は医師1人も常駐する。研修を受けた県職員も十数人が待機し、食事の提供やリネン類の交換などを行う。
15日正午すぎ、マイクロバスで患者が到着し、防護服の自衛隊員の誘導によって、ホテル内へ入った。初日は午前中に未就学児1人を含む4人、午後に6人の計10人が入った。
県は陽性と判定された人のうち、200人以上が自宅待機している状況の解消を目指し、民間ホテル数軒に打診し、同ホテルを借り上げた。
同グループでは神奈川県のアパホテル&リゾート横浜ベイタワーでも、20日から無症状者や軽症者の受け入れを行う予定。