埼玉新聞

 

<新型肺炎>1人死亡、40人感染 軽症で入院調整中など自宅待機349人 症状消えた1人は自宅療養中

  • 埼玉県庁=さいたま市浦和区高砂

 県などは22日、新型コロナウイルスの感染者が新たに40人判明し、うち1人が死亡したと発表した。同日までに確認された陽性者は736人(チャーター帰国便者含む)になった。87人が既に回復し退院している。

 県によると、県管轄で感染が判明したのは、30~80代の男女計24人。うち1人が21日に死亡した。県内の死者は16人目。

 所沢明生病院関連の感染者は2人、回生会グループ1人、入間老人ホーム2人だった。これまでの県内の感染者のうち、重症者は20人。感染者の指定医療機関への入院は90人。一般医療機関への入院が117人、ホテル滞在が30人。自宅待機349人(22日午後6時現在)。87人がすでに回復し退院している。

 さいたま市によると、感染が確認されたのはさいたま市立病院の20代の看護師女性を含め、未就学児~80代の男女8人。50代の医療職男性は、10日に陽性が確認された60代の会社員男性と接触があり、現在は無症状。そのほかはいずれも軽症で、既に入院中か入院予定。

 川口市によると、感染が判明したのは、都内の会社に勤める40代女性、40代の主婦、80代の無職男性3人の計5人。うち、80代男性1人と主婦はそれぞれ、21日に判明した感染者の同居家族。

 越谷市によると、感染が判明したのは、いずれも60代の会社員男性2人。1人は軽症で入院調整中、もう1人はすでに症状が消えて自宅療養中という。

 川越市によると、感染が判明したのは、川島町の60代の契約社員男性。17日に37・1度の熱があり、20日に市内の医療機関を受診。22日に陽性と判明した。

ツイート シェア シェア