24日午前6時ごろ、川口市芝宮根町の県道交差点で、緊急走行中だった県警のパトカーが3トントラックと衝突した。パトカーを運転していた川口署地域課の男性巡査長（28）と、同乗していた同課の男性巡査部長が首などに軽傷を負い、トラックを運転していたトルコ国籍の会社員男性（43）が全身打撲で救急搬送された。いずれも命に別条はないという。

　同署によると、現場は片側2車線で信号機付きの交差点。パトカーが進行中、左から来たトラックとぶつかった。パトカーはけんかの現場に急行するため、赤色灯を点灯して緊急走行していた。同署の小林直之副署長は、「現時点で緊急走行自体に問題はなかったと考えている」とコメントした。同署で詳しい事故原因を調べる。