<新型コロナ>GW中の休業協力に5万円 観光客の動き抑制に 秩父市、小規模飲食店などに支給
2020/04/25/00:00
秩父市は24日、緊急の経済支援策を発表し、ゴールデンウイーク中に観光客などの動きを抑制するため、「新型コロナ抑制休業協力金」で、休業協力した小規模事業者の観光・飲食店に一律5万円を支給することを明らかにした。
対象は国の持続化給付金や県の休業協力金の支給対象から外れた事業者で、5月2~6日に休業協力した小規模事業者の観光・飲食店。店舗での飲食が休業対象で、テークアウトや配達は可とした。申し込みは電子申請で、600件で予算3千万円を見込む。
市は融資制度「ハイパワー資金」の5億円増額や融資額100万円以下の中小事業者緊急融資事業も発表。開業間もない創業者への経営継続支援金(一律5万円)、観光農園がイチゴなどの農産物を送る際の送料補助(上限10万円)、10月末までの宿泊予約者に特典として宿泊料金の10%分を「和同開珎(かいちん)型商品券」でキャッシュバック(上限5千円)する事業なども実施する。