<新型コロナ>マスク販売開始、志木「カパル」デザイン ネット通販「カパルん堂」にて
2020/04/27/00:00
新型コロナウイルス感染症が全国的に拡大し、マスクが不足する中、志木市文化スポーツ振興公社の公式キャラクターで、同市の広報大使を務めるマスコットキャラクター「カパル」をデザインした手拭い製折り畳み式マスクのネット販売が始まった。イベント自粛などで会えないカパルのマスクを身に着け、カパルを身近に感じてもらうとともに、同感染症の拡大防止に役立ててもらおうと、同公社が製作した。
同マスクは綿製手拭い(縦33センチ、横45センチ)を折り畳み、付属のゴムでマスクを作る。1セット(2本入り)で1200円(税別)。手拭いは1本がカパルの顔が並べられた図柄、もう1本はギターを弾いたり、ビールを飲んだりするなど6種類のカパルがデザインされている。
カパルは2000年に市内のかっぱ伝説をモチーフに同公社が考案、翌年に一般公募でネーミング。18年、全国のゆるキャラの頂点を決める「ゆるキャラグランプリ」で見事優勝を果たし、ファンは全国に広がっている。その後も各種イベントに参加し、市のPR事業に一役買っている。
同公社では「カパルのマスクを着けることで、こもる気持ちを少しでも和らげ、前向きになってもらえれば」と購入を呼び掛けている。
購入はネット通販「カパルん堂」(http://www.kapalundo.jp)。問い合わせは同公社(電話048・474・3030)へ。