埼玉新聞

 

<新型コロナ>サージカルマスク5千枚、熊谷市に寄贈 「がってん寿司」「かつ敏」運営するRDCの強さ

  • マスク寄贈のために熊谷市役所を訪れた久志本京子社長(中央)=20日午後

 新型コロナウイルスの感染拡大防止に役立ててもらおうと、「がってん寿司」やこだわりとんかつ「かつ敏」などの飲食店を展開するアールディーシー(本社・熊谷市石原2)が20日、医療現場などで使われるサージカルマスク5千枚を熊谷市に寄贈した。市役所を訪れた久志本京子社長に、富岡清市長が感謝状を手渡し、「大切に使います」と約束した。

 アールディーシーは国内だけでなく中国や台湾、米国などでも店舗を展開している。

 感染初期の今年初めには、日本から中国にマスクを送り不足を補ったという。今回は逆に、マスクが不足している日本国内に輸入する形。世界展開する同社の強みを生かした格好だ。

 久志本社長は「マスクが不足していると聞きました。社会の役に立ててください」と富岡市長に託した。

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