<新型コロナ>2人死亡 警官ら8人感染 自宅待機354人 彩の国東大宮メディカルセンターの看護師感染
2020/04/28/00:00
県などは27日、新型コロナウイルスの感染者が新たに8人判明、2人が死亡したと発表した。同日までに確認された陽性者は836人(チャーター便帰国者含む)、死者は27人になった。重症者は18人。感染者の指定医療機関への入院は117人。一般医療機関への入院が160人、ホテル滞在が53人。自宅待機は354人(27日午後6時現在)。111人が既に回復し、退院している。
県によると、県管轄では新たに20~60代の男女計6人の感染が確認された。死亡したのは入院治療中だった県内在住の70代女性で、基礎疾患があったという。
感染者が確認された小川署関連では、新たに40代男性警察官の感染が判明した。「所沢明生病院」関連では新たに20代男性医療従事者の感染が判明。同病院関連は計28人となった。
さいたま市によると、新たに感染が確認されたのは同市に住む80代女性の1人。女性は医療法人社団協友会「彩の国東大宮メディカルセンター」(さいたま市北区)に入院していた。同病院は27日、看護師1人とリハビリを行う理学療法士2人が感染したと発表。市保健所や同病院によると、今月7日に骨折で入院した別の80代女性の感染が確認され、接触者の職員3人の感染が判明した。新たに感染が判明した80代女性は、感染判明の看護師と理学療法士の1人が接触しており、市保健所の検査で分かった。
川口市によると、陽性患者の80代男性が死亡した。詳細は調査中としている。
川越市によると、新たに市内の診療所に勤務する30代の看護師女性の感染が判明。21日の勤務中、せきの症状がみられたため退勤し、24日に市内の医療機関を受診。PCR検査で26日に陽性が判明した。勤務先の診療所は25日から外来診療を休診した。