埼玉新聞

 

<新型コロナ>大宮北ライオンズクラブがマスク3千枚贈呈 さいたま市内NPOなど4団体に

  • 贈呈されたマスクを手にする高橋清子理事長(右)と、感謝状を持つ大宮北ライオンズクラブの沼尾均会長=22日午前、さいたま市西区

 新型コロナウイルスの感染拡大防止に役立ててもらおうと、大宮北ライオンズクラブ(さいたま市、沼尾均会長)は22日、NPO法人など市内4団体にマスク計3千枚を贈呈した。沼尾会長は「日頃お世話になっている皆さまに対して、コロナ予防対策として少しでも力になれれば」と話している。

 贈呈先はNPO法人の「さいたま市障害難病団体協議会」「大宮あゆむ会」「さいたま市聴覚障害者協議会」、社会福祉法人「埼玉福祉事業協会」の4団体。

 マスクは大宮区で建設業を営む沼尾会長が、取引先の中国の企業から知人を通じて手に入れたもの。

 西区で障害者の自立支援を行う埼玉福祉事業協会にはマスク千枚が、同協会の高橋清子理事長に手渡された。高橋理事長は「マスクを購入しようと思っても、買えない状態。多くの障害者が生活する現場でも困っていた状況なので、感染拡大防止のため有効に活用させていただきたい」とお礼の言葉。お返しとして同クラブへ、感謝状と生徒らが手掛けたパンが手渡された。

 沼尾会長は「緊急事態で自粛の日々が続くが、今後もわれわれでできることは積極的に行っていきたい」と話した。

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