<新型コロナ>宿泊療養施設に、嵐山・女性教育会館99室を確保 三郷のホテルでは受け入れを開始
2020/05/09/00:00
大野元裕知事は8日、新型コロナウイルス感染の軽症・無症状者の宿泊療養施設として、嵐山町の「国立女性教育会館」99室を確保したことを発表した。国の施設で宿泊療養者を受け入れるのは全国初という。6月上旬以降、準備が整い次第、受け入れる。
県は基礎疾患のない軽症・無症状者の自宅待機を改め、原則ホテルでの療養に切り替える方針を決定。さいたま市や熊谷市をはじめ県内に計1055室を確保したことを同日までに明らかにしている。
国立女性教育会館での受け入れについて、知事は取材に「比企地区では初めての施設。地域的なバランスという点からも重要だ」と話した。
知事は既に確保したホテルのうち三郷市の「東横INNつくばエクスプレス三郷中央駅」で療養者の受け入れを開始したことも明らかにした。