埼玉新聞

 

<新型コロナ>幼稚園や保育園に安心安全を 熊谷の商工会青年部が消毒液を寄贈、一斗缶10本を工面

  • 青年部のメンバーが各園を回り、消毒液を贈った

 くまがや市商工会青年部が熊谷市内10の幼稚園、保育園にアルコール消毒液を贈った。4月28日から訪問を始め、連休を挟み11日に最後の園に消毒液を配り終える。

 青年部は毎年、熊谷妻沼の縁結びキャラクター、えんむちゃんと一緒に各園を回る訪問事業を続けている。園児たちと歌やダンスをしたり、紙芝居で聖天さまの来歴を見せたりの活動をしている。新型コロナウイルスの感染拡大を憂慮し今年は訪問事業は中止したが、交流のある園がアルコール消毒液の不足に困っていることをメンバーが聞きつけた。

 さっそく青年部メンバーが独自ルートを駆使し、一斗缶(約18リットル)10本を工面し各園に1缶ずつ配ることにしたという。青年部長の関口治さんは「園のみなさんに喜んでもらえてうれしい。少しでも安心、安全の力になれれば」と話している。

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