県などは11日、新型コロナウイルスの感染者が新たに2人判明したと発表した。陽性と判明したのはこれまでに969人（チャーター便帰国者含む）で、退院311人とホテル・自宅療養終了の305人の計616人が既に回復している。11日午後5時時点で、指定医療機関に73人、一般医療機関に121人の194人が入院中で、重症者は9人。311人が退院。ホテルへの宿泊療養は53人、自宅待機は62人となった。

　県によると県管轄で、新たに感染が判明したのは川口市の50代の会社員男性。2日から37・8度の発熱や悪寒などの症状があり、9日に民間のPCR検査で陽性と判明した。感染経路は現時点では不明という。

　県の衛生研究所では11日に46件の検査を行い、全て陰性だった。

　越谷市によると、市内に住む50代の会社員男性の感染が確認された。症状は軽症で入院調整中。男性はすでに陽性が判明している知人の濃厚接触者という。