航空自衛隊入間基地は27日、廃棄予定のケーブルを盗んで売り2千円を得たとして航空安全管理隊の40代空曹を28日から停職30日の懲戒処分にしたと発表した。
基地によると空曹は今年3月4日、同隊の衛星放送の受信用ケーブル(重さ約6キロ)をリサイクル店に持ち込み、計2千円を得たとされる。ケーブルは処分が予定されており、他の廃棄物とともに基地内の集積場に保管されていた。3月23日に警視庁立川署から、警務隊を通じ航空安全管理隊が連絡を受けて発覚した。基地によると空曹は「廃棄処分となる物を売却し、金銭を得ることを思い付いた」などと話しているという。